バルセロナ市長環境助役ジャネット・サンツが発表したところによると、バルセロナ市は2020年までに高排ガス車のバルセロナ市内への乗り入れを禁止することを検討していることが分かった。
発表によると、バルセロナ市では来年1月から58項目にわたる環境汚染プロトコルを発効する予定で、2020年を目途に古いディーゼル車などの高排ガス車の乗り入れ禁止を検討しているとのこと。
但し、どの車種を規制するか、どのレベルで規制するか、どのように判別し、どのような罰則を設けるかは現在のところ分かっておらず、2017年末までに大枠を決める。
助役によると、この規制にはスペイン交通局の発行する排ガスレベルを示すステッカーの導入等、各政府機関や公益企業との綿密な打ち合わせが必要であると発表、現在市内を走る車両の60%がこの規制の影響を受けるのではないかと試算している。
現在バルセロナ市では、地下鉄10番線南の新設、スーパーマンサーナの導入、ディアゴナル大通りに路面電車の敷設、自転車専用レーンを現在の3倍に増設、駐輪場の増設、高排ガス車の駐車料金増額などを検討している。
クルーズ船の規制に関してサンツ助役は、「入港時の動力は電力であることから、現在規制は視野に入れていない。」とのこと。
サンツ助役によると、市街地で空気汚染による死亡者数は3,500人に渡り、空気汚染対策は急務であると指摘した。
自由権侵害の賠償金として9000ユーロの支払い命令をスペイン政府に出した。
「つけているのは独立を話題にするためではなく、無罪の人々が不公平に拘束されているからだ」と主張
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