otras idiomas: ESPAÑOL | ENGLISH

スペイン バルセロナ ドイツKKHファンド、バルセロナにフォーシーズンズホテル招致断念。 アダ・コラウ市長のモラトリアムを受け。

|

ドイツ系ファウンドKKHは1日、バルセロナ市内の目抜き通りの一等地パセオ・デ・グラシアとディアゴナル大通りの交差点にある、元ドイツ銀行のビルをフォーシーズンズホテルにリフォームするのを断念し、商業施設を含む高級アパートにすることを発表した。


バルセロナ現市長アダ・コラウ女史は、今年の7月1日よりホテル営業許可証の発行を一年間凍結し、約30のホテル事業が工事中止などの影響を受けている。 


昨年7月にこのビルを9000万ユーロで購入したKKHファンドは、ビルの改装拡張工事を行い、高級ホテルを招致する予定であった。 また、拡張計画に伴いバイレン通りの一角も1000万ユーロで購入し、工事プランは昨年末に与党のCIUとPPによって可決していた。


今年に入りポデモス党系のバルセロナ・エン・コミュ党アダ・コラウ女史が市長に選出され、7月にホテル営業許可証のモラトリアムを実施、更にこのビルの近隣住民のホテル建設に反対する請願書も出ていた。


バルセロナ市助役ジャネット・サンス女史は、「我々は市民の声を聴かなければならない。 新市長はここに大きなホテルを望んでいない。」と語り、あくまで市民の意見を汲んでの政策であることを強調した。



KKHファンドのこの発表をうけ、バルセロナ市役所国民党員アルベルト・フェルナンデス氏は、「アダ・コラウ市長のモラトリアムにより、バルセロナは投資額1億9500万ユーロを失い、400人の顧客創出機会を失った。」と批判した。



カタルーニャ州の観光地であるバルセロナは、アダ・コラウ市長による社会サービス拡充計画が実施されており、観光客よりも近隣住民を優先する政策を行っている。 このため、歩道にテラスを新しく設置する許可証の発行一時凍結、ホテル営業許可証の発行一時凍結、観光クルーズの制限を検討している。 このため、観光省の観光消費調査では、今年の8月に外国人観光客消費したユーロは、昨年に比べカタルーニャだけが0.2%減少してしまった。 また、同じく観光省の国境観光動向調査では、カタルーニャ州だけが3%も減少していたことが分かっている。 


テラスを新設が出来ないことから給仕サービスの雇用機会が減り、ホテル新設が出来ないことから、ホテルマンが就職できない。 政治不安定はいつまで続くのだろうか。

コメント無し

あなたのコメントを書く




あなたはスペインの法律や中傷に反して、コメントを注ぐことはできません。 我々は、トピックをオフに検討して、コメントを削除する権利を留保します。