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スペイン ガリシア州ビーゴ 新設病院(アルバロ・コンキエロ病院)の悲惨な状況に10万人以上がデモ行進

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スペイン・ガリシア州ビーゴで3日、新設された病院を巡って10万人以上(一部報道では20万人以上)がデモ行進を行い、病院内の環境改善を求めた。 ビーゴに存在する公立病院が老朽化、これに伴いガリシア州は医療サービス向上を目指し大規模な総合病院を新設、旧公立病院の入院患者らを新病院に搬送していた。


デモ行進自体は6月から呼びかけが行われていたが、この数週間で病院を巡る様々な問題が浮き彫りになった。 例えば街の中心地から離れた場所にあり、アクセスが非常に悪いにもかかわらず駐車場代が非常に高く(1時間目1.86ユーロ、2時間目2.7ユーロ、3時間目3.6ユーロガリシア州で一番高い。)、一部の従業員は高い駐車場代を払わなければならない。(2千人以上が働く病院で従業員用の駐車場が500台分のみ。一週間の使用料は40ユーロを超える。)

  

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また、旧病院が老朽化で閉鎖されるためこの病院に搬送される予定だった患者の一部が、新設病院の受け入れ態勢が整っていないことから一時延期になった。 



さらに、病院の基本的な設備などが整っておらず、建物自体の構造的欠陥も指摘されており病院内の空調がきちんと機能していないことから、空気感染等の危険性があるといわれている。

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 先週には、病院内でネズミが部屋で撮影された写真がソーシャルネットワークにアップロードされ話題となった。 9月2日には、カビ性肺炎で65歳女性が同病院で亡くなった(新設病院に搬送される前から感染していた可能性もある)。 



ビーゴの医療サービスは、公立病院シェラルとメイショエイロが請け負っており、私立病院ポビサが1件存在している。 第三セクターのガラリア病院はハイテク病院として難病を治療している。 



ビーゴにおける患者の待ちリストは非常に長く以前より問題視されており、

アルバロ・コンキエロ病院がすべてを解決してくれると期待されていた。 2014年のデータによると、ビーゴでは、7千人の患者が平均95日間、手術を受けるために待たなければならなかった。 因みにガリシア州の平均待ち時間は67日間。


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アルバロ・コンキエロ病院 の建設費に関しては、建設費用を支払う代わりに向こう20年間毎年6800万ユーロを建設会社に支払うことで契約されており、この点もデモ行進の規模を大きくした一つの要因となっている。


アルバロ・コンキエロ病院 は当時病床数を1465床と発表されていたが、現在845床を提供中で全体の70%が個室、2人部屋にしても支障が無いほどの広さとのこと。


州政府の情報によると、アルバロ・コンキエロ病院 の建設費は3億2100万ユーロ。 当初予定していた工期は31か月であったが、45か月かかっていた。

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2015年の地方選挙のビーゴにおいて、議席を6議席減らし、大敗を喫した与党ガリシア国民党(PPdeG)のフェイフォー州知事は、この病院をビーゴでの巻き返しのための最大のプロジェクトとして認識していたが、逆効果となったようだ。


ソース

Unas 200.000 personas defiende en Vigo la sanidad pública

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