(写真 ヨーロッパプレス)
州選挙に立候補しているカタルーニャ国民党(PPC)のハビエル・ガルシア・アルビオル氏は25日、PPCとカタルーニャ市民社会(カタルーニャ独立反対組織 2014年4月23日に設立:SCC)の会議の後記者会見を開き「27S(9月27日に行われる予定の州議会選挙)の投票率が72%から73%で独立派のチリンギート(スペインのビーチによくある、飲み物などを提供する簡単なつくりの出店)を解体することが出来る。」と語った。
SCCとの会議後、記者会見の場でこのように声明を発表したハビエル氏は、「チリンギートを解体、冗談は終わり。」としながらも、「独立に興味が無い市民も、27S に積極的に参加することが重要だ。」と、投票率の高さが27S のカギを握ることを示唆した。
SCCのジョセップ・ラモン・ボッシュ会長も、これに同調「いつもの州議会選挙の投票率60%から62%では、独立派が絶対過半数を獲得してしまう。 これに対抗するには”少なくとも”75%から80%必要となるだろう。」と語った。
独立派市民はほぼ全員が投票所に行くことが予想されているため、政治に興味が無い浮動票を取り込むことによって、カタルーニャ独立派のフンツ・パル・シ”Junts pel Sí”に対抗する目論見。
ソース
Albiol (PP): un 72% de participación "desmonta el chiringuito a los independentistas"
アルトゥール・マス州暫定首相の再任を断念、ジローナ市長の「カルレス・プッチデモン議員」が立候補者としてジュンツ・パル・シィより選ばれる模様。
ヨーロッパプレスによると9日、次期カタルーニャ州首相信任を巡り、独立選挙合同会派ジュンツ・パル・シィと、反資本主義反体制派の人民統一候補(CUP)の間で協議行われていた件で、ジュンツ・パル・シィはジローナの市長を州首相候補に選出することが分かった。
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