(写真 グアルディア・シビル警察)
グアルディア・シビル警察は12日、ブニ・アンサールとメリリャ間の税関で、SUV型乗用車に隠れていた難民3人を救出、運転していたスペイン人男性を逮捕したことが、ヨーロッパプレスが伝えたところにより分かった。
車はヒュンダイ自動車製テラカンで、スペインのナンバープレートを付けていた。 運転していたのはメリリャ出身スペイン人男性39歳で、モロッコから、メリリャの街に行く途中であった。
車両が税関を通るとき、警察は通常業務として車を検査、そこで警官は通常のテラカンの形と異なることに気づく。
詳しく調べていくと、スペアタイヤを保管する場所に男性が隠れていたのを発見、さらに調べると、床部分が二重底になっていることに気づく。 床部分を解体すると、そこにさらに二人の男性が隠れていたのを発見。 3人とも狭く、息がほぼできないくらいの場所に隠れていたため、救出されたときは衰弱していたとのこと。 すぐに近くの病院に搬送された。
救出された男性3人は、サハラ砂漠南部出身で、身分を証明するものは何も持っていなかったが、ギニアのコナクリと、コートジボワール出身と語っているとのこと。
車を運転していた男性は、不法入国ほう助の疑いで逮捕され、公判を待っている。
ソース
スペインで永住できるビザを求めた同国出身の男性により人質とされていたマリ領事の妻は無事開放された。
スペイン国立社会保険局は既にアスベストの杜撰な取り扱いで肺ガンを起こした1名の従業員の件を「公務上の疾病 」と認めている。
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