1月18日、ブランディング専門会社「インターブランド」(Interbrand)はスペイン2017年ブランド・ランキングを発表した。
同社がこういった特定の国ランキングを作成したのは欧州内でもスペインだけの特権。理由としてはインターブランドEMEA・南米部の最高責任者ゴンサロ・ブルホ氏が「多くのスペイン発祥ブランドは今や世界の前線で競い合い、新しい規模の門前に立っている。国内外問わず、注意を向けるに値するブランドと言える」と述べる。
*ニューヨークのブロードウェイにあるZARA店舗。元写真はWikipediaから
首位に立ったのはインディテックス(Inditex)グループのZARA、総資産は154億ユーロ(約2兆1000億円)に上り、前年比45%を成長した。続いて2位はテレコム事業会社モビスター(約1兆4467億円)で、3位のサンタンデル銀行(約7576億円)がトップ3を完成する。なお、猛威を振るうインディテックスグループのBershka、及びMassimo Duttiがそれぞれランキング5位と9位に落ち着く。こちらがランキングのトップ10:
1位・ZARA(アパレル)
2位・Movistar(モビスター、携帯電話事業)
3位・Banco Santander(サンタンデール銀行、金融)
4位・BBVA銀行(金融)
5位・Bershka(アパレル)
6位・Repsol(レプソル、石油)
7位・CaixaBank(カイシャバンク、金融)
8位・Mercadona(メルカドーナ、小売業)
9位・Massimo Dutti(マッシモ・ドゥッティ、アパレル)
10位・Iberdrola(イベルドローラ、電力)
2017年における販売割合10%も満たなかったディーゼル車を段階的に廃止すると決断し、HV技術を強化する予定。
欧州連盟国外に向けた輸出も右肩上がりで、特筆すべきはアメリカからの注文10%増し、ロシアからは30%も上昇した。
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