スペイン労働省は2020年を目標に、月額850ユーロ(約11万4000円)の最低賃金を目指していると、ファティマ・バニェス労働大臣(Fatima Banez)が発表した。
*スペイン労働省のファティマ・バニェス大臣
また、2018年度に関しては政府は労働組合や中小企業組合との交渉の末、4%の引き上げに落ち着き、これにより最低賃金は736ユーロに達する(約10万円)。労働者53万人ほどが今回の引き上げの恩恵を受ける予想。
欧州内では、最低賃金2000ユーロ(約27万円)以上のスイスとルクセンブルクを除き、イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、アイルランドなどが平均として約1500ユーロ(約20万円)以上を保っており、スペインが以後3年間で目指している月額の2倍弱になっている。
2017年における販売割合10%も満たなかったディーゼル車を段階的に廃止すると決断し、HV技術を強化する予定。
欧州連盟国外に向けた輸出も右肩上がりで、特筆すべきはアメリカからの注文10%増し、ロシアからは30%も上昇した。
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