英エリザベス2世女王は7月12日、1986年以来の記念すべき訪問を機に、フェリペ6世スペイン国王、レティシア王妃両陛下を迎えた。
*左からエディンバラ公、レティシア王妃、エリザベス女王、フェリペ国王。写真はEFEのBallesteros氏から
バッキンガム宮殿で開催された昼食会には、エリザベス女王をはじめ、夫エディンバラ公・フィリップ王配の他に、テリーザ・メイ英首相や両国経済界の要人も出席した。メインイベントになったのは、フェリペ6世の英国議会で行われた英語による演説(気になる方は文末のビデオを要チェック)。内容に関しては英国の欧州離脱、Brexitの決意や両国に住むスペイン人・イギリス人が不安なく住み続けられるための両国政府へ努力、協力を請求。
*スペインのフェリペ6世国王がエディンバラ公と一緒に英国近衛兵への挨拶を行う。写真はAFPのMatt Dunham氏から
フェリペ国王は1984年までサンタ・マリア・デ・ロス・ロサレス学院に在学した。その後、カナダに留学し、オンタリオ州のレイクフィールド・カレッジ・スクールを卒業する。スペインに帰国してから、サラゴサの総合軍事士官学校、ポンテベドラの海軍士官学校、及びムルシアの総合空軍士官学校にも入学。この時点で英語もフランス語も達者。軍事勉強を済ませてから、マドリード自治大学で法学を勉強し、更にワシントン州のジョージタウン大学で国際関係の修士号を獲得。
最後に、こちらは前述の演説ビデオ、フェリペ国王は7:40から登場:
自由権侵害の賠償金として9000ユーロの支払い命令をスペイン政府に出した。
「つけているのは独立を話題にするためではなく、無罪の人々が不公平に拘束されているからだ」と主張
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