2010年の夏、イギリスのリヴァプールからFCバルセロナに移籍してきたアルゼンチン出身のDF、ハビエル・マスチェラーノ選手(33)はクラブに大きく貢献した7年半経った今、退団の決意を示した。移籍先となるのは中国1部の河北華夏幸福(Hebei China Fortune)。
バルセロナ在籍中、通算334試合に出場し、合計18タイトルを獲得、そのカリスマと決断力でクラブの第4キャプテンまで上りきった小さきボスを意味する「へフェシート」ことマスチェラーノ選手だが、最近の出場頻度が下がってきた。
バルサが開けた感動的お別れ会にバルトメウ会長が参加し、「ここが君の家で、バルサは君のクラブ。プロキャリアを終えた時に帰ってきてほしい」という言葉を残してから、チームメイトのみんなが用意した感謝のメッセージビデオは流された。
*「7年半前、夢を叶えるためにやってきた僕がそろそろ覚めなければならない。夢が終わった、僕は思った以上に長かった夢が。今はお別れの時でも、みんなの愛情を受けて出ていけるのは願ってもない幸せ」
マスチェラーノ選手は更に心情を明かし、「僕はいつも楽しんでいた。ただ、バルサの様な巨大な存在にいながら、クラブ内の居場所を確保し続けるだけの力は僕にはもうなかった。リセットして初めからのやり直しは必要だった」とコメントする。
「7年半前、夢を叶えるためにやってきた僕がそろそろ覚めなければならない。夢が終わった、僕が思った以上に長かった夢が。今はお別れの時でも、みんなの愛情を受けて出ていけるのは願ってもない幸せ」
「答えは簡単だった。バルサは世界一のクラブで、僕がアイドルとして憧れた選手もたくさん通ってきた」
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