1月23日からスペイン首都マドリードとバレンシア州のカステジョンを結ぶ高速鉄道AVE路線が新しく開通されたが、幸先の悪いスタートを迎えた。
記念すべき開通式では、マリアノ・ラホイ首相やイニゴ・デ・ラ・セルナ勧業大臣を含む政治家や実業家が乗車していたが、朝9時40分に発車した車両は時速350キロを許容する標準軌を走行できたものの、バレンシア州のホアキン・ソロヤ駅の時点から違う路線軌間に変える必要があり、分岐器の故障により20分近く立ち往生を余儀なくされた。
*中間時点で一時下車するラホイ首相。写真はEFEから
今回のAVEはしかし、時間短縮どころか同軌間を走行する従来のEuromed車両(ユーロメッド)より時間かかり、値段も高くなるから実用的な面において疑問に思う人が少なくない。
2017年における販売割合10%も満たなかったディーゼル車を段階的に廃止すると決断し、HV技術を強化する予定。
欧州連盟国外に向けた輸出も右肩上がりで、特筆すべきはアメリカからの注文10%増し、ロシアからは30%も上昇した。
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