カタルーニャの独立問題は10月1日住民投票が行われて以来、世界の注目を集めたが、現在は別の独立運動が脈打っている。12月21日の州選挙の際、州内で経済面においてより発達している地中海沿岸部はスペイン統一勢力に票を投じたものの、面積で大きく勝る内陸地方の根強い独立意思がけっきょく僅差でより議席数を獲得した。
理不尽な政略で欧州脱退や企業撤退のリスクに圧迫を感じるバルセロナやタラゴナ市民の一部はカタルーニャから独立して、スペインと欧州に所属し続けたい「タバルニア県」の設立を求める声が上がってきている。
最初はプッチダモン氏やジュンケラス氏を含む独立勢力の指導者がよく使う「スペインがカタルーニャのお金を奪い取っている」の主張を「カタルーニャがタバルニアのお金を奪い取っている」など、そのまま使い返す皮肉の強い運動として始まったが、徐々に知名度を高めている。
自由権侵害の賠償金として9000ユーロの支払い命令をスペイン政府に出した。
「つけているのは独立を話題にするためではなく、無罪の人々が不公平に拘束されているからだ」と主張
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