12月1日から10日までの間、スペイン社会学研究センター(CIS)が同月21日に控えていたカタルーニャ州選挙を背景に、全国民を対象する「悩みの種」の調査アンケートを行った。今回は「カタルーニャ州の独立が心配」と答えた人の割合は16.7%だが、同じアンケートが行われた10月では29%にまで達して、比較すると著しく低下したのがわかる。
8月以前に悩みの種として答えていた割合が5%も満たなかった州の独立だが、9月に一方的な住民投票を発表されてから国民を急激に悩ませた。一方、12月の低下は前州政府が強行しようとした独立プランに対して、州自治性を制御する憲法155条が11月下旬に適用された事が原因と見られている。
2017年12月「悩みの種」調査アンケートの結果はこうなっている:(複数回答可)
1位・「失業」(66.8%)
2位・「汚職」(31.7%)
3位・「政治家」(28.5%)
4位・「経済問題」(22.9%)
5位・「カタルーニャ州の独立」(16.7%)
北部カンタブリアと西方ピレネー山脈では特に強い降雨が予想されている。
死刑のないスペインではこちらが事実上の最も重い刑罰になっている。
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