現在、ロンドンに本部を置かれる欧州医薬品庁(European Medicines Agency、EMA)は英国が欧州離脱(Brexit)を決めてから、新しい本部拠点を探している。バルセロナはその候補都市の一つだったが、11月20日ブリュッセルで行われた投票会では13票を得るものの16位中5位で終わり、第1ラウンドで脱落。
最終ラウンドはコペンハーゲン・アムステルダム・ミラノとの三面対決。後者2つは引き分けで終わり、けっきょく抽選箱方式を経て、アムステルダムが移転先の権利を勝ち取った。
バルセロナは初期から有力候補として見られていたが、イギリスのフィナンシャル・タイムズ紙(FT)が予想していた様に、ここ数ヶ月カタルーニャで緊張高まった不安な政治的動き、実質欧州脱退を意味した一方的な独立宣言などが脱落原因となった可能性が濃厚。
ナノテクノロジーは両国にとって戦略的な重要性のある分野で、健康・医療に応用すれば疾病の早期発見や予防、病気予後の改善などにつながり、人々の健康生活の改善に寄与すると考えられる。
ロンドンに本部を置かれる欧州医薬品庁は英国が欧州離脱を決めてから、新しい本部拠点を探している。本日、ブリュッセルで行われた投票会で移転先が公表された!
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