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プッチダモン元州首相 当面、カタルーニャに帰還しない

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10月30日、スペイン検事総長がカタルーニャ州政府、州議会議員を反逆罪反政府扇動罪、及び公金横領罪の容疑で捜査を始めると発表してから、罷免されたプッチダモン元州首相は同じく解任された5名の州政府幹部らと共に「欧州連合の首都」とも呼ばれるブリュッセルへ渡航したと発覚。


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*ブリュッセルに到着したプッチダモン氏。写真はReutersのEric Vidal氏から



翌日10月31日(火)、ベルギー政権が政府機関施設の部屋を貸さないと知ったプッチダモン氏は、現地時間の昼12時30分に国際記者団が集まるホール、「Press Club Brussels Europe」から、スペイン語、カタルーニャ語、フランス語、英語4ヶ国語を定期的に入れ替えながら声明を発表した。


中央政府が憲法155条を適用して州政府を解散させたにも関わらず、プッチダモン氏は今も州首相としての認識を持っており、「スペイン政府による司法の操作」を訴える目的で記者団の前に語る。


プッチダモン氏が代表する独立派政党連合、「Junts pel Si」が掲げた「州選挙で独立派票の過半数を獲得すれば、独立宣言に及び得るプロセスを進める」という綱領をスペイン法律に従って抵抗なき登録できたものの、実行した今では、州政府全員合わせれば、禁錮刑500年に達する起訴で、司法に追われていると指摘した。


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*Press Club Brussels Europeから声明を行う元州首相



権力分立を前提に、政治と無関係の公平した裁判が保証される場合、カタルーニャへ帰還すると言う。氏によると、ブリュッセルにいても、「仕事に支障を来さない」模様。また、ベルギーに政治亡命を申請しないものの、バルセロナに残った元州政府幹部らと「協力する」と言う。加えて、州公務員と州民に「想像力を以て、独立宣言に好戦的な態度で反発したスペイン政府が強制的に州機関を解散する所存に対立する様に」と呼びかけた。


なお、欧州理事会、欧州議会など連合機関の代表らは幾度となく一方的な独立宣言はカタルーニャを欧州連合外に残せると述べてきたが、プッチダモン氏は記者団に向かって、「私は欧州住民であるため、連合内のどの国へも行ける」と主張した。


Charles michel


*ベルギーのシャルル・ミシェル首相(2016年写真)。APのGeert Vanden Wijngaert氏から



一方、ベルギーのシャルル・ミシェル首相は、ベルギー政府が元州首相を招聘した訳ではなく、欧州住民としてシェンゲン圏内で自由に行動できる、という旨を伝えるプレスリリースを公表した


30日に、プッチダモン氏はベルギーで弁護士Paul Bekaert氏を雇用した。Bekaert氏が1993年及び2011年の際、ベルギーで庇護を求めていたテロリスト集団「ETA」の団員3名を、スペイン司法への引き渡しを阻止した張本人として覚えられている。

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