カタルーニャ社会労働党(PSC)の上院議員、ホセ・ モンティーヤ元州首相はプッチダモン州首相に州の自治力を制限するスペイン憲法155条の適用を避けるため、州議会を解散し選挙を行うことを推奨した。
*2006年~2010年の間、カタルーニャ州首相を務めたホセ・モンティーヤ氏
27日(金)、スペイン上院で155条の適用採決が行われ、カタルーニャ州議会から議決に参加する上院議員8名が会議を開き、現在の難題に対する意見を述べた。モンティーヤ氏に関しては、「一方的な独立宣言は避けるべきだ。これで155条の適用もまだ免れる、どっちも好ましい選択とは言えない」と言い残す。氏によると、スペインとカタルーニャの正面激突が事実であり、現在の推移はカタルーニャ社会に深刻な爪跡を後代に残すと悔やむ。
更に元州首相は、2010年スペイン憲法裁判所が2006年に制定されたカタルーニャ自治憲章を違憲と判決を下したのは今の激しい独立運動のきっかけと見ている。その時点以降、州政府が巧みに緊張感のエスカレート具合を促進させた事と、中央政府のカタルーニャで脈動していた社会問題を長年軽視してきた事を非難した。
自由権侵害の賠償金として9000ユーロの支払い命令をスペイン政府に出した。
「つけているのは独立を話題にするためではなく、無罪の人々が不公平に拘束されているからだ」と主張
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