先週、 バルセロナの人気スポットであるFCバルセロナのスタジアム、カンプ・ノウ近辺を走っていた観光バスが襲われる事件が発生した。
*イタズラされたバス。損害は営業停止時間をも考えると約1800ユーロの見込み。写真はLa Vanguardiaから
カタルーニャ独立
を主張する極左翼政党「CUP」に所属する「Arran」少年団から4名ほどの覆面をした若者が突然現れ、その内一人がバスを停めさせ、正面に「El turisme mata als barris」(観光は我々の地元を破壊する)とスプレーで書くと同時に、他の友達はナイフと思われる物でバスのタイヤをパンクさせた。同少年団は事の一部始終をほぼ何も見えないビデオで録画し、Youtubeなどにアップロードした。こちらはその残念な結果(約20秒から):
件のArran少年団は、今回の攻撃を「我々を奴隷化し、国を上級層と資本家しかメリットを受けない遊園地に変えようとする動きに対する、正当防衛な行為をしたまでだ」と主張する。ちなみに、他には公共用の自転車にステッカーを貼り、タイヤをもパンクさせる。いわゆる「ワイルド」:
一方、バルセロナの
アダ・コラウ市長は、「観光に抗議しても、人への脅迫や公共設備を破損する行為は許されない」とTwitterで書き残す。
気づいた方がいるかもしませんが、編集者にはこんな愉快な少年団は脅威どころか、むしろ可哀想にみえてくる。迷惑をかけるより、ママのところに帰って、おいしいクッキーを食べましょうね。
*おいしそう
スペインで永住できるビザを求めた同国出身の男性により人質とされていたマリ領事の妻は無事開放された。
スペイン国立社会保険局は既にアスベストの杜撰な取り扱いで肺ガンを起こした1名の従業員の件を「公務上の疾病 」と認めている。
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