過去3シーズン、 FCバルセロナはクラブの「サイエント・イウラ制度」を利用して、会員に伝えず、座席を何倍もの値段で売り出す。
まず、FCバルセロナのクラブ会員には
カンプ・ノウの試合観戦年間サービスのオプションが存在する。リーガ試合限定、もしくは欧州CLや国王杯含む登録によって値段は変わるが、最も高い方は1000ユーロ強(約13万円)で登録が可能で、サッカーファンにとって非常にお得なサービスと言える。本サービス会員はシーズン中のカンプ・ノウで行われる試合を追加入場料なしで与えられた特定の座席で観戦できる。
*写真はMundo DeportivoのPep Morataから
前述のサイエント・イウラ制度は
2001年から導入され、会員が観戦に行かない場合、与えられた特定座席の利用権利をクラブに譲り、これが他人が使える様に、空席として売り出す。税と手数料を引いてから、収入の5割を会員に与える。
問題は、バルサ対R・マドリードなど多い観戦者が期待された試合では、これらの座席を
プレミアムサービス付きのVIP Experience (VIP経験)として売り出し、普段の何倍以上の値段で売るものの、会員に与えられた割当は普段と変わらなかった点。
カタルーニャ
州立テレビ局、TV3の調査によると、2015・2016シーズンだけで、クラブはVIP座席から250万ユーロもの収入を得たという。 しかし、こういった説明不足はクラブが訴える会員に透明な情報を提供するという項目と矛盾していることがメディアに指摘されている。
「7年半前、夢を叶えるためにやってきた僕がそろそろ覚めなければならない。夢が終わった、僕が思った以上に長かった夢が。今はお別れの時でも、みんなの愛情を受けて出ていけるのは願ってもない幸せ」
「答えは簡単だった。バルサは世界一のクラブで、僕がアイドルとして憧れた選手もたくさん通ってきた」
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