カタルーニャ州高等裁判所は20日、州議会執行委員会に対し、カタルーニャ州独立を問う一方的な住民投票実施に関する法案可決に基づく憲法裁判所からの命令により、調査を開始すると発表した。
現在までカタルーニャ州議会カルメ・フォルカデイ議長は、カタルーニャ州独立プロセス開始法案に関して州議会での討議、投票、可決を「承認」したとして、憲法裁判所の要請で州裁判所による刑事責任を追及されている。
今回の決定は国家弁護団が州議会執行委員会の違法性を指摘、憲法裁判所が新たに州裁判所に対し調査するよう要請したもの。
州裁判所が発表したところによると、州議会執行委員会が一方的な住民投票実施法案を州議会の議題としてふさわしいと承認した委員会の役員4名を、刑事責任がある可能性があるとして調査する。 容疑がかけられる可能性があるのは州議会与党独立派ジュンツ・パル・シィ党のルイス・コロミナス、同じくジュンツ・パル・シィ党アナ・シモ、ジュンツ・パル・シィ党ラモナ・バルフェット、住民投票容認派左派シ・ケ・エス・ポット党ジョアン・ジョセップ・ヌエット。
彼らは20日以内に申し開きの期間が設けられ、その内容により起訴されるかが決定される。
メッセージの中で州首相は「(住民投票は)合法である。 なぜなら法律に則って実施されるからだ。 そしてその結果は、州政府として発効しなければならに。」とかたり、独立を問う住民投票の実施の合法性と、住民投票の結果を踏襲し独立(もしくは非独立)にむけて舵取りを行うと語った。
不定期ながら大体3か月ごとに行われるカタルーニャ州政府による18歳以上の同州市民1000人前後を対象にした意識調査CEOが発表された。
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