9月11日にスペイン国王フェリペ6世の写真やスペイン国旗、憲法の写しを燃やしたとして、全国管区裁判所より出廷命令が出ていたにも拘らず無視したため、12月12日と13日に逮捕された人民統一候補(CUP)の5人の議員が出廷、全員黙秘した。
これを受け全国管区裁判所は5人を保釈、裁判所の判決をいつでも言い渡せるよう、居場所が分かるように命令した。
今回予防的に拘束などの措置が取られなかったのは、検察当局からの起訴や要請が無かったため。
今回のCUP議員不服従問題
9月11日カタルーニャの日「ラ・ディアダ」で、CUPが組織した州独立運動で、フェリペ6世の写真、スペイン国旗、憲法の写しなどを路上で燃やす。
国家に対する不服従の疑いで事情聴取のため全国管区裁判所がCUPの議員5人に対し出頭命令。
5人出頭せず。
モススダエスクアドロ自治州警察が州内で3人を逮捕。 マドリードの裁判所へ移送。 逮捕状が出ていた2人も付き添いとして同行。
国家警察が2人を逮捕。
5人が出廷。
黙秘。
判事の判断が出るまで保釈。 居場所が常にわかる状態にするように命令。(携帯電話番号とメールアドレスを控える)
メッセージの中で州首相は「(住民投票は)合法である。 なぜなら法律に則って実施されるからだ。 そしてその結果は、州政府として発効しなければならに。」とかたり、独立を問う住民投票の実施の合法性と、住民投票の結果を踏襲し独立(もしくは非独立)にむけて舵取りを行うと語った。
不定期ながら大体3か月ごとに行われるカタルーニャ州政府による18歳以上の同州市民1000人前後を対象にした意識調査CEOが発表された。
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