FCバルセロナは16日、楽天を来シーズンから正式にメイングローバルパートナーとして契約したことを発表した。
契約料は年間5500万ユーロが固定で4年間の契約で、1年延長のオプションがあり、更にリーガやチャンピオンズでの成績により年間最大650万ユーロのボーナスが付く。
これにより、来シーズンの2017/2018から、Qatar Airwaysのロゴの代わりに楽天のロゴがバルサのユニフォームにつけられることになる。
16日FCバルセロナの本拠地カンプ・ノウスタジアムの横にあるAuditori1899でバルトメウ会長と三木谷オーナーは契約書に署名した。
FCバルセロナマーケティング・スポークスマン部兼マネル・アロヨ副会長は、記者会見の中で、契約は4年間でユーロ建て。 5500万ユーロが固定で、リーガに優勝すると、150万ユーロのボーナス。 チャンピオンズで優勝すると500万ユーロのボーナスが付く。」と発表した。
契約内容によると、バルサのユニフォームの胸に楽天のロゴをプリントすることができるようなるほか、カンプ・ノウスタジアムのQatar航空社の巨大ロゴの場所すべてに楽天のロゴが入ることになる。 また、チケットやバルサのホームページ、選手入場口などに楽天のロゴが入る。
アロヨ副会長によると、「日本国内での楽天の活動範囲は、金融、旅行などを含め非常に広い。 しかし、我々の現在持っているスポンサーとはその範囲は被らない。」と語った。
記者会見では、楽天の三木谷会長は「ピケはご存知の通りとても社交的な人。」と語り、バルトメウ会長は「ピケと三木谷氏がサンフランシスコで食事をしているときに知り合った。」「将来のビジョンなどを話し合った結果、非常に素晴らしい人物であると思った。」と語った。 また、三木谷会長は、「メッシーだけではなく、バルサの哲学に投資した。」「バルセロナは民主主義的に開かれており、日本人への印象も大変良い。 それが最終的にスポンサーになった理由です。」と語った。
楽天との契約が1年延長され5年間となり、全てのシーズンでチャンピオンズとリーガで優勝すると、スポンサー料は3億750万ユーロになる。
「7年半前、夢を叶えるためにやってきた僕がそろそろ覚めなければならない。夢が終わった、僕が思った以上に長かった夢が。今はお別れの時でも、みんなの愛情を受けて出ていけるのは願ってもない幸せ」
「答えは簡単だった。バルサは世界一のクラブで、僕がアイドルとして憧れた選手もたくさん通ってきた」
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