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スペイン政権樹立問題 今日から国王との謁見開始

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昨年12月から暫定政権が続くスペインで組閣が急がれる中、国王と下院議会各会派の代表らとの謁見が本日24日から始まった。


スペイン国憲法によると、国王は総選挙後に下院議会会派代表らと謁見し、首相候補を指名する。 


その後、首相候補は自らのタイミングで首相信任投票日を設定する。 一度首相信任投票を行うと、そこから2か月以内に組閣をしなければならないという”縛り”が発生する。 つまり、首相候補として指名され、連立交渉に何か月でも時間を使ってもよい。


首相信任投票日前に下院議会では首相候補との質疑応答が下院議会で行われる。 首相候補は信任を過半数+1票以上獲得しなければならない。


この信任投票で首相の選出が失敗すると、48時間後に再度首相信任投票を行う必要がある。 2回目の信任投票では単純多数決で行われるため、「賛成票」が「反対票」を上回れば、首相が選出される。


従って少数政権樹立の場合は、2回目の信任投票の「棄権票」の数が首相選出の鍵を握ることになる。


現在市民党(シウダダノス党)は”マリアノ・ラホイ暫定首相再選”のための(連立政権ではない)協力体制を敷いており、国民党の137議席と合わせて169票の賛成票が入ることになる。(過半数は175議席)


これにより、一回目の首相選出投票ではマリアノ・ラホイ暫定首相の再選は決定しないが、2回目の信任投票では最大野党スペイン社会労働党(PSOE)が棄権票を投じると表明しているため、「賛成」169票「反対」96票「棄権」85票(PSOE)となる。 


しかし、PSOEのカタルーニャ州社会党(PSC)及びバスク州の社会党が、本部の判断を無視して「反対票」を投じると反発している。 いずれにしても、ラホイ再選はほぼ確実となっている。


PSOEは再々総選挙を回避するために「棄権票」を投じると発表したが、これに対しマリアノ・ラホイ暫定首相は「分別のある判断だ」と評価。



国王との謁見は、明日25日(火曜日)与党国民党党首マリアノ・ラホイ暫定首相(15時30分~)を最後に終了し、下院議会での首相信任投票の日程が発表される予定。 見通しでは10月28日に最初の投票が行われるものとみられている。

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