スペイン憲法裁判所は20日、カタルーニャ州政府が決定した闘牛禁止の法律が国家の権限を侵しているとして、闘牛禁止を無効と判断したことが分かった。
20日に行われた憲法裁判では、11人の判事のうち8人が闘牛禁止の無効に賛成した。
憲法裁判所によると、闘牛はスペイン国の無形文化遺産に指定されており、これを禁止することは憲法1.28条と149.2条に違反していると判断。
カタルーニャ州では、動物保護団体の呼びかけにより、デジタル署名プラットフォームPROUを利用して18万人分の署名を集め、2010年7月28日に可決された動物保護法が、2013年と2015年に改正され、カタルーニャ州の土地での闘牛が禁止されていた。
今回の憲法裁判所の判断は、この2013年と2015年に改正された動物保護法の闘牛禁止部分で、国家無形文化遺産を禁止することは憲法違反であると判断したもの。
北部カンタブリアと西方ピレネー山脈では特に強い降雨が予想されている。
死刑のないスペインではこちらが事実上の最も重い刑罰になっている。
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