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スペイン政権樹立問題 各会派の国王との謁見が終了

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Felipe rajoy 1


昨年12月から暫定政権が続くスペインで、首相候補を選出するべく下院議会各会派代表が国王フェリペ6世と謁見、本日最終日となる28日は、国民党党首マリアノ・ラホイ暫定首相で終了した。


謁見後に記者会見を開いたマリアノ・ラホイ暫定首相は、国王の、首班指名で選出されるべく各会派からの協力を得る努力をする責任を負うと発言。  


ラホイ暫定首相は以前より、首班指名で十分な票が得られないならば受諾を拒否すると発言したり、第一党として責任を果たすべく協力が得られなくても受諾する、などと発言している。


記者会見の中で暫定首相は、「スペインの経済回復基調の維持、またカタルーニャ州議会の分離独立に向けたスペインへの挑戦に立ち向かうべく、一刻も早い政権樹立を目指さなければいけない。」と語った。 


その他主要会派代表の発言


  • 市民党 アルベルト・リベラ (32議席 棄権もしくは賛成)

政権樹立のための選択肢は二つ。 国民党、スペイン社会労働党、市民党の大連立か、与党以外の全ての会派が首班選出時に「棄権」すること。

リベラ党首が最善と指摘する新政権は、汚職に対抗するための綺麗な政治家による強い政府で、3つの主要会派の大連立。 「汚職に染まっていない新しい首相と、憲法を守り、EUとの共存を守り、テロリストと闘う会派による政府。」をプランAと位置づけた。


「しかし、今日、PSOEとPPは物別れしている。 このプランを採用することは出来ない。 であれば、政権樹立のためPP以外の会派は首班選出時に棄権票を投じる必要がある。」と語った。


  • ポデモス党 パブロ・イグレシアス (71議席 反対)

左派政党で与党に対抗できる政権樹立を目指すのは困難と見ている。 これは、27日にカタルーニャ州議会で採択された独立プロセス法案が影響している。 独立を認めないスペイン社会労働党(PSOE)は、「州独立を問う住民投票」に賛成しているウニードス・ポデモス党と連立を組むことがないからだ。


また、マリアノ・ラホイ暫定首相の首班選出に対し、戦略的「棄権票」を投じることを否定。 「反対票」を入れる事を明言した。

パブロ・イグレシアス幹事長は、政権樹立のため市民党は「棄権票」から「賛成票」に変え、PSOEは、「反対票」から「棄権票」に変えると考えており、国民党による過半数未満の政権が誕生すると予想している。


  • 社会労働党(PSOE)ペドロ・サンチェス (85議席 反対)

首班選出に反対票を投じるか、棄権票に切り替えるかでPPの政権樹立がかかっている社会労働党(PSOE)ペドロ・サンチェス幹事長は、再度マリアノ・ラホイ暫定首相に対し「反対票」を投じる構えだと明言。

ペドロ・サンチェス幹事長は政権樹立の責任は第一党としてのラホイ暫定首相にあるとし、首相候補指名を承諾し各会派に協力を呼びかけなければならないと発言。 


また、PSOE、ウニードス・ポデモス党、市民党の連立の可能性に関しては「仮定の話をする時ではない。 今はマリアノ・ラホイのターンだ。 ラホイが政権樹立のため、現在の政治的硬直状態を解決しなければならない。」と答えた。 また、3回目の総選挙実施を避けるため、「来週から問題解決を探っていく。 鍵は首相信任投票が行われるかどうかだ。」と語った。

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