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スペイン総選挙 “26J” 連立協議開始 国王の各政党代表との会談は7月19日の見通し

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Congreso 6


6月26日に行われた上下院議会議員を決める出戻り総選挙で、与党国民党が昨年の123議席から137議席と14議席増やし、勝利宣言を行った。


今回の総選挙は、24,161,083人が投票し投票率は69.84%となった。 棄権したのは10,435,955人(30.16%)。


下院では、独立機運の高いバスク、カタルーニャでポデモス党が勝利。 それ以外は国民党が全ての自治州で勝利した。



今後の政権樹立に向けた動きとしては


下院議会設立(7月19日)& 連立協議(その後も続く) ➡ 国王の各政党代表らと会談 ➡ 首相候補指名 ➡ 下院議長に国王が報告 ➡ 議長が議会で発表 ➡ 首相信任投票の日にちを設定 ➡  信任投票一回目 ➡ 決まらない場合48時間後に信任投票二回目


信任投票一回目は、信任に 176票が必要。

信任投票二回目は、 単純多数決で「反対票」を「賛成票」が上回ればよい。


信任投票一回目で首班が決まる可能性の連立は( 176議席以上が必要

国民党 + 社会労働党 + 市民党 = 254議席

社会労働党 + ウニードス・ポデモス党 + 地方政党(22議席) = 178議席

社会労働党 + ウニードス・ポデモス党 + 市民党 = 188議席


信任投票二回目で首班が決まる可能性の連立は( 単純多数

国民党 + 市民党 + 社会労働党が”棄権” = 169議席

社会労働党 + ウニードス・ポデモス党 + 地方政党が”棄権” = 156議席



(日本では反EU派とされている)反緊縮財政派のポデモス党が” 伸び悩んだ”のは”本当に”伸び悩んだのか。 英国のブレグジットに影響を受けて保守派に票が流れたのだろうか?


毎月恒例のスペイン社会学センター(CIS)の2015年1月から2016年4月までの合計6回の選挙に関する世論調査を振り返ってみる。 (CISは毎月世論調査の報告を行っている)


今回の選挙では、ポデモス党、左翼連合、EQUOの合同会派ウニードス・ポデモス党で選挙運動を行っている。 これをバラバラにしてポデモス党だけ、左翼連合だけにすると、直接支持率ではポデモス党の支持率は下落している。



また、2015年に行われた総選挙では、ポデモス党単独で69議席を獲得しているが、今回の出戻り総選挙では、他のポデモス派(Podemos Compromis(9議席)、Podemos Marea(5議席)、ECP(12議席))すべてを合わせて71議席。 実はウニードス・ポデモス党のみだと、45議席で24議席を失っている。


Graf


支持率が下がる一方の状況下で、地方政党を取り込んできたのがポデモス党であり、これに関して「スペインの国民のために政策を打ち出すより、他の政党を取りこむことに必死で、議会の議席にしか興味がない。」と揶揄されている。 ブレグジットにより票が保守派に流れたというよりも、ポデモス党は以前より敗退していたのである。


ソース

CIS報告書3050(PDF)

CIS報告書3080(PDF) 

CIS報告書3104(PDF) 

CIS報告書3114(PDF)

CIS報告書3124(PDF)

CIS報告書3134(PDF) 

スペイン内務省選挙結果

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