グアルディア・シビル警察は14日、非公式な北朝鮮大使アレハンドロ・カオ・デ・ベノス(Alejandro Cao de Benós)を、禁止されている武器の密売容疑で逮捕したことが分かった。 スペイン現地メディア”エル・ムンド”が伝えた。
グアルディア・シビル警察は今後も捜査を続行、国内数十か所の家宅捜索を予定している。 現在のところ、ムルシア州でも事件に関連したとみられる人物が逮捕されており、本物の銃弾を発射できる偽造銃を所持していた。
カオ・デ・ベノスはスペインに在住しており、北朝鮮の責任者として唯一スペインで働いていた。
去年9月には、アルバロ・ロンゴリア監督の北朝鮮を題材にしたドキュメンタリー”The Propaganda Game”の上映に合わせ、サン・セバスティアン映画祭にも出席していた。
カオ・デ・ベノスは金正恩の事に関して「独裁者ではない。」と語り「各工場、大学、デパートなどは、大臣のように毎週土曜日に集会があり、民主的に物事を決定している。」「最高指導者は、政治、軍事の最高位だが、彼は”何をしなければいけないか(独断で)決定していない。」と語った。
エル・ムンドによると、彼には業務執行機能を有しておらず、旅行代理店の業務に非常に近いと指摘している。
ソース
スペインで永住できるビザを求めた同国出身の男性により人質とされていたマリ領事の妻は無事開放された。
スペイン国立社会保険局は既にアスベストの杜撰な取り扱いで肺ガンを起こした1名の従業員の件を「公務上の疾病 」と認めている。
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