ヨーロッパプレスによると、スペインに在住しているイスラム教徒の数が約200万人に上り、礼拝堂の数は約1,400か所あることが分かった。
スペイン・イスラム教コミュニティ連合会(Unión de Comunidades Islámicas de España :UCIDE)及び、アンダルシ・オブザーバーがイスラム教徒人口統計学研究所に公表した情報によると、スペインに在住しているムスリムが1,887,906人で、昨年に比べて29,497人(1.6%)増加したことが分かった。 また、この5年間でイスラム教徒が30万人増加し、急増したとこのと。
調査報告によると、スペイン人イスラム教徒の数が、2015年に8.4%増加の779,080人となった。
スペインへの渡航元はモロッコ、パキスタン、アルジェリア、セネガル、ナイジェリアからが多く、到着先として、メリリャ自治地都市、ムルシア州、バスク地方、アリカンテ、アルメリア、カディス、クエンカ、グラナダ、ウエルバ、パレンシア等。
自治州別に見たイスラム教徒の人口は
カタルーニャ州 510,481人
アンダルシア州 300,460人
マドリード 278,976人
バレンシア州 200,572人
自治体別にみると、バルセロナ、セウタ、マドリード、メリリャ、バダロナ、カルタヘナの順で人口が多い。
スペイン全国にある礼拝堂の数は、昨年6月の段階で1,334か所で、その後21か所が新設されたので、現在1,355か所あることになる。
ヨーロッパプレスが反テロリスト組織から得た情報によると、スペインに在住するイスラム教徒のうち、約6%がジハード主義者等のテロリストであるとのこと。
この6%の数字に疑問を呈するのがスペイン・イスラム教協会のリアイ・タタリ会長で、「急進派といっても暴力行為に訴えるのではなく、メッセージを伝えることは出来る。 テロリストとイスラム教徒とを結びつけるのは間違いで、パーセンテージの話をすること自体間違っている。」「99%のムスリムは、全ての人が健やかであることを望んでいる。」と語った。
ソース
Islam en España: casi dos millones de musulmanes y 1.400 centros de culto, un 6% radicales
北部カンタブリアと西方ピレネー山脈では特に強い降雨が予想されている。
死刑のないスペインではこちらが事実上の最も重い刑罰になっている。
あなたのコメントを書く