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スペイン 3月2日中央政府で何が起こったのか そして何が起こるのか

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2015年12月20日、スペインでは上下院議員任期満了による総選挙が行われた。 そして、中央政府首相はフェリペ国王指名の元、下院議員から選出され、信任投票が行われ、決定する。


今回の総選挙でどの政党も議会定員350の過半数を獲得できなかったため、連立協議が12月21日より行われていた。 


フェリペ国王は議会政党代表らと面接を行い、結果として123議席を獲得していた国民党党首マリアノ・ラホイを首相候補として指名したが、十分な連立協議が出来ず、信任投票で首相に選出される可能性が低いとして、同日これを辞退。 国王は2回目の面接を余儀なくされた。 そこで指名されたのが最大野党で、90議席を獲得したスペイン社会労働党(PSOE)のペドロ・サンチェス幹事長だった。 


指名後、下院議会パチ・ロペス議長は3月2日に1回目の首相信任投票(investidura)実施を発表。 PSOEは市民党と「信任投票」の「賛成票」のみで協力体制を敷いた。 また、新カナリア党も同盟関係にあった。 投票の結果は、PSOE(89票)、市民党(40票)、新カナリア党(1票)の賛成で、130票。 絶対過半数の176票には届かなかった。


1回目の信任投票で首相に選出されなかったので、48時間後に再投票が行われる。 従って現地時間の3月4日午後20時頃から投票が行われる予定だが、その前に再度質疑応答が行われる。 予定では18時30分開始と発表された。


フランコ独裁政権後、1回目の信任投票で首相が決まらなかったのは過去に2回のみ。 1981年のレオポルド・カルボ・ソテロ時と、2008年のサパテロ政権だった。(ヨーロッパプレス


スペイン選挙法に記載されている通り、2回目の信任投票は単純多数決で首相が選出される。 可能性があるとすれば、PSOEがこのまま130票を維持、国民党が「棄権」をすると、単純多数を獲得することが出来る。


もし、これでも首相が選出されなかった場合、今のところ6月26日に出戻り総選挙が行われる予定。


しかし、このままペドロ・サンチェス幹事長が首相候補で固定されているわけではなく、国王が再度面接を開始、新たな首相候補を指名することが可能(La Razon紙2月20日)。 この場合、ラホイ暫定首相よりも、またペドロ・サンチェス幹事長よりも首相となる可能性が高い首相候補、もしくは選出されるに足りる票数を集めた場合、ラホイ暫定首相が指名される可能性もある。 


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