12月20日に行われた総選挙後、初めて最大与党の国民党(PP)党首マリアノ・ラホイ暫定首相と最大野党スペイン社会労働党(PSOE)のペドロ・サンチェス党首が会談、ラホイ党首の首相再選等に関して協議を行った。
約45分間の会談で、ペドロ・サンチェス党首は「声をもっと張り上げていうことは出来るが、これ以上単純に言うことは出来ない。」と語り、ラホイ党首の再選とPPとの連立に「NO」を突きつけた。
サンチェス党首は会談後、記者会見を行い「選挙に訪れた人の声を聴くと、国民は急進派の登場を望んでいる。」「国民の声を聴かなければならない。」「PPとの連立とラホイ党首の再選は拒否するが、安定した政府と再総選挙を回避するために全力で働いていく。 再選挙は最後の選択だ」などと語った。
また、リネアス・ロハス(レッドライン:他政党と連立を組む際の妥協の境界線)に関しては、話し合い、合意に至るための筋道はある」と語り、PODEMOS党との連立の可能性を示唆した。
PSOEとPP及び市民党は以前、「もし政権が変わったとしてもカタルーニャ州独立に対して共同でこれを阻止する合意書」に署名している。
これに対しPODEMOS党は、独立に反対はしているものの、多民族国家の承認と、独立を問う”公式”の住民投票を行うならばPSOEとの連立の可能性があるとしている。
ソース
投票率63.75%、1,436,294人が投票したガリシア州選挙の開票作業がほぼ終了、2012年に引き続き国民党が41議席(全体で75議席)を獲得し第一党、過半数以上を獲得した。
1,714,256が参加したバスク州選挙が終了。 投票率は62.26%で1,056,006人が投票所に足を運んだ。
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