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10月の会社設立数前年同月比で6.9%減(INE調べ) 独立機運の影響は?

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国立統計局(INE)が16日発表したところによると、10月のスペイン国内での新会社設立数が7,432件で、昨年同月比で6.9%減少していたことが分かった。


これにより、新会社設立数は9月、10月と2か月連続で減少。  また、10月に資産を増やした企業は2,442件で、昨年同月比で5.4%減少しているが、29億7600万ユーロの資産増加となり、こちらは去年より23.5%増えている。


さて、ここで再びカタルーニャ州独立機運の影響を見てみる。 スペイン紙「エル・ムンド紙

」では、今年の上半期だけでカタルーニャ州から400以上の企業が本社を移転、日本版ザラ、「ユニクロ」は、この政治リスクを避けマドリードの一等地グランビアにフラグシップ店の出店を計画中、と出ている。


本当だろうか。


2014年11月から2015年10月までの主要自治州別企業設立・倒産件数及び、昨年同月比での増減率を調べてみた。(INE)


まず、会社設立件数の推移。


カタルーニャ州は常に2位をキープしている。




では、増減率を見てみる。

見ての通り、カタルーニャ州では会社設立件数が増えている。




次に倒産件数を見てみる。

カタルーニャ州は低い水準。 逆にマドリードは倒産件数が多い。 会社の入れ替えが頻繁であることを示している。




増減率はというと。

マドリードとほぼ変わらないといえる。



つまり、エルムンド紙の論調は現実の数字と若干乖離しているように映る。 さらに言うと、ユニクロがグランビアに本店を出す話は今回が初めてでは無い。 出店が囁かれたのは2013年で、バルセロナの一等地に出店する予定であった。 その後、2015年エル・コンフィデンシアルがマドリードに本店を置く不動産を探していると5月にスクープ。 その数日後、今度はバルセロナのパセオ・デ・グラシアに出店のため賃貸契約を行ったと報道している。 外から目隠しされた状態で工事が行われていた。


ここで、バルセロナのアダ・コラウ市長がホテル・レストランなどへの許可証発行凍結を7月に宣言。 これを受け、ユニクロの出店許可も凍結、フラグシップ店計画はとん挫。 つまり、ユニクロは以前よりマドリードに出店する気があり、バルセロナからフラグシップ店計画をマドリードに移したのはカタルーニャ州独立機運の高まりのせいではない。


既にカタルーニャ市民は独立が不可能であると理解している。 なんでもカタルーニャ州の独立のせいには出来ない。 州選挙の結果が出た時から指摘している通り、独立派も反対派もどちらも勝利していない。 アルトゥール・マス前州首相の罪は、カタルーニャ市民を真二つにしてしまったことだ。

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