一度スペイン検察当局が嫌疑を撤回したFCバルセロナFWメッシ選手の脱税疑惑を、再度嫌疑をかけるよう働きかけ、ガバ裁判所に出廷命令を要請したのはスペイン国の法務省下政府弁護士組織(Abogacia del Estado)であるが、その長官の座にいるのがマルタ・シルバ・デ・ラプエルタ女史だ。
彼女はフロレンティーノ・ペレス時代にレアル・マドリードで幹部を務め、中央政府与党PPの元会計係を叔父に持ち、父親はフランコ時代の公共事業省(現勧業省)で大臣を務めていた。
現在カタルーニャ州と中央政府の軋轢が生じている中、彼女の存在が見え隠れしている。 メッシ脱税問題だけでなく、ネイマール選手の脱税の件に関しても嫌疑をかける要請をしたのはマルタ女史。 さらに現在裁判が行われているカタルーニャ州の独立問う非公式な住民投票(9N)に関して州知事、カタルーニャ州教育大臣、元カタルーニャ州副知事に嫌疑をかける要請をしたのも彼女であった。
マルタ女史は現在の職務に就く前、大手インフラ企業Sacyr,s.a.の執行役員を務めていたが、この企業は与党PPに合計48万ユーロの不正献金がなされていたことが分かっている。
因みに政府公式ホームぺ―ジには、レアル・マドリ-ドの職歴は公表されていない。
ソース
El azote de Messi es una ex empleada del Real Madrid y sobrina del tesorero del PP Álvaro Lapuerta
「7年半前、夢を叶えるためにやってきた僕がそろそろ覚めなければならない。夢が終わった、僕が思った以上に長かった夢が。今はお別れの時でも、みんなの愛情を受けて出ていけるのは願ってもない幸せ」
「答えは簡単だった。バルサは世界一のクラブで、僕がアイドルとして憧れた選手もたくさん通ってきた」
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