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バルセロナのディアゴナル大通りにテラスが無い理由。

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バルセロナ・ディアゴナル大通りの大規模な歩道拡張工事が終了し、以前よりはるかに歩きやすくなったディアゴナル大通り。 通り沿いのバルやレストランはこの時を心待ちにしていた。 さらにスペインは7月に入り、飲食業界は観光客相手の書き入れ時シーズンに突入した。  では、テラスはどこに行ったのだろうか。


ディアゴナル大通りとグラシア通りの交差点、ホアンカルロス一世広場からフランセスク・マシア広場までのディアゴナル大通りは、バルセロナでも観光客も多いが、地元の住民も良く利用する場所だ。 この区間の歩道拡張工事期間が終了しても一向にテラスが復活する兆しがない。 さらにバルセロナ市は公式に「無期限」(No Hay Plazos)でいつからテラスを設置できるか分からないと発表。




ホアンカルロス一世広場

フランセスクマシア広場


前バルセロナ市長ハビエル・トリアス氏は4月に予定案を提出しており、歩道拡張工事前に存在していたテラス32「テーブル」を167「テーブル」に増やす予定であった。


しかし、先日行われた統一地方選でポデモス派のアダ・コラウが新市長に選ばれた。 


すぐにアダ・コラウはこのテラスの設置許可基準の見直しに入った。 


これはこのディアゴナル大通りだけに限ったことではない。 カタルーニャ広場、パラレル通り、ランブラ・カタルーニャ通り、グラシアなど、主要な「通り」、「広場」での許可基準の見直しを行っている。 


新しい基準を定める前に、近隣住民の意見も取り入れる予定で、このプロセスがどの程度の時間を要するのか全く分かっていない。


この様なテラス設置に関する基準の見直しは、バルセロナのバルやレストランに対してネガティブな影響を与えるのは必至で、席数を大幅に減らすような基準が出来れば、飲食業界の失業者が増えることは目に見えている。 


統計によると、テラスで働く従業員は業界の30から40%にも及び、死活問題となりうると労働組合のパリャロルス氏は語っている。



アダ・コラウ新市長は先日、バルセロナ市内のホテル営業許可証の発行を一年間の間凍結することを発表している。 


バルセロナの観光の目玉の一つとして期待されていたトレ・アグバルのホテルへの改装も先が見えない状態。 ハイアットグループへの影響を考えると、市の「カントリーリスク」が上がれば、今後外国企業の誘致も難しくなってくる。


 市の観光資源を減らし、外貨の獲得量を減らし、強制立ち退きさせられた市民たちへの援助(公約)も決定的な政策を打ち出せていない。 今後のアダ・コラウに注目だ。

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