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​カタルーニャ 6月14日(日曜日)に行われたカタルーニャ民主同盟(UDC)党内の投票結果による激震と影響

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今年9月27日に行われる予定のカタルーニャ州選挙(スペインではこの選挙を27Sと表記)を控え、州の分離独立への動向が注目されている。 現在、州議会の与党はアルトゥール・マス率いる「集中と統一」(Convergència i Unió : ciu)であるが、この27Sを控え、カタルーニャ共和主義左翼(ERC)と一枚岩となり、以前より公表しているロードマップ(Hoja de Ruta)をもとに州独立を目指している。  


「集中と統一」(ciu)は実は2つの民族主義政党の連合政党であり、カタルーニャ民主集中(Convergència Democràtica de Catalunya :CDC)とカタルーニャ民主同盟(Unió Democràtica de Catalunya:UDC)の二つの地域政党から構成されている。 発足人は現在汚職事件の渦中にある、元カタルーニャ州知事ジョルディ・プジョールで1980年にこの二つの政党を統合した。 


現在CDCの党首はアルトゥール・マス。UDCの党首はジョセップ・アントニ・ドュラン・イ・リェイダ。同じくUDCの幹事長はジョセップ・マリア・ペレグリ。


先週6月14日(日曜日)にこの27Sを控え、”本当にカタルーニャ州を分離独立させたいか?”というUDC内だけの州独立に関する是非を問う投票が行われた。 実際の質問内容は、「UDCは同盟を組んでいるカタルーニャの党(CDC)との約束を守り続け、次にあげる条件に賛成ですか?」(挙げられた条件は全部で6つ、その中にはカタルーニャ州が欧州連合内に留まる。 中央政府との対話。 カタルーニャ州の一方的な独立宣言の拒否。などが含まれていた。) 


党内投票は、投票権を持つUDC党員4095のうち、2654人が投票(投票率64.81%)。 結果、賛成が1,351票(50.9%)、反対が1,226票(46.19%)、白票は1.77%、無効票は1.13%となった。 賛成票が過半数を得たものの、反対票の多さに党内部は混乱状態になった。 

地域別に見ると、「賛成」と票を投じたのは。


レウス

タラゴナ

リェイダ

モリェルサ

タレガ

フィゲラス

パラフルゲイ

ビック

ビラフランカ・デル・ペネデス

マタロ

バルセロナ


「反対」票が多かったのは

トルトサ

オロト

ジローナ

マンレサ

イグアラダ

ビラノバ

サン・フェリウ

サンクガット

グラノイエス

ベルガ


混乱はこれだけにとどまらない。 6月17日、アルトゥール・マスの独立へのロードマップに反対票を投じたUDCの主要議員3人が離党を決意した。 

カタルーニャ州副知事UDC党員のジョアナ・オルテガ

カタルーニャ州農業相UDC党員のジョセップ・マリア・ペレグリ

カタルーニャ州内務省UDC幹事長ラモン・エスパダレル

この大物議員3人はUDCから離れるものの、カタルーニャ州政府内での任期完了までその任を全うする予定。


この3人の離党が現在UDCとCDCの間に亀裂を生み、18日、現地時間12時現在、州議会で今後の対策を話し合っている。 13時30分に記者会見を開く予定。

36年間続いたCIUが内部分裂するか。 

カタルーニャ州独立の行方を占う決断がなされる。

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