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アダ・コラウがバルセロナ市長になったら?

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先日行われた統一地方選挙で、ナショナリストの現市長ハビエル・トリアスに1万4千票の差をつけて第一党になったバルセロナ・エン・コム(Barcelona en comú)。 その党首であるアダ・コラウの言動は、連日地元紙を賑わせている。 


去年行われた、カタルーニャ州分離独立の是非を問う非公式な住民投票に関して。

「不公平を是正するために、法に背かなければならないならば、背くだろう。」と語り、アダ女史はカタルーニャ州の分離独立も視野に入れている。「市民が改革を求めるならば、それにあがなうことはできない。 最終的な判断はいつも市民の手にあるのだから。」と地元紙エル・パイスに語っている。 バルセロナ・エン・コムは分離独立派でも、ナショナリストでもない。 しかしながら、アダ・コラウ党首は去年の非公式な住民投票で、分離独立に票を投じている。 これに関してコラウ党首は、「当時、状況は八方塞がりの状態だった。 変革を求めるならば、根底から変えるべきだった。 しかしそれは、国家の枠組みを壊すという意味ではない。」 と語っている。 これは6月1日に語ったものであるが、先週金曜日TV3のインタビューでは、分離独立派の協力を得るためのプランを用意していると発言している。


バルセロナはベネチアではない

現在バルセロナは様々な変革が待ち受けている。 公用車の廃止、もしくは運転手の給料カット、ショッピングセンターの建設中止等だ。 アダ・コラウ党首は「観光」をバルセロナの産業の一つの柱と見ている。 そして今、「隣人を考えよ」プランを打ち立てている。 これは、観光客が避けている治安の悪いバルセロナの地区を改善し、さらに観光客を呼び込んで全ての地区でお金を落としてもらうプランである。 アダ・コラウはしかし、「私たちはベネチアのようになりたくない」とし、政府が援助するリミットを設ける必要性を示唆。「私たちはさらに成長できる、しかしどこまでかは分からない。」と語った。


空き家を所有する銀行に罰金を。

さらに、アダ・コラウ党首は以前、住居を立ち退きさせられた市民たちのセーフティーネットの組織の会長をしていた。 強制立ち退きに反対して警察に引っ張られている写真も見たことがあるかもしれない。 アダ・コラウ党首は既にバルセロナ市役所に、銀行に罰金を課すことを通知している。 今年2月19日にカタルーニャ州のグラノイエス市では2年間空き家になっていた住宅物件4戸、合計2万ユーロの罰金をサバデイ銀行が支払っている。

F1より給食

現在バルセロナで、給食費を払うことが出来ない生徒1万9千703人が援助を受けている。さらに州内で、援助が必要にもかかわらずそれを受け取れていない生徒が4千人いる。これを受け、バルセロナ市役所は既に援助費を300%以上増やすことを決定しているが、 アダ・コラウ女史は、F1が開催されるカタルーニャ州サーキットへの400万ユーロの助成金を、4.500人分の給食費援助がに充てるべきだと語っている。


前回の統一地方選挙の結果、絶対過半数を得た地方がほとんど存在しない。 どこの党とどこの党が連立を組むのかが注目を集める中、アダ・コラウはカタルーニャ共和主義左翼(ERC)とPSCと組まなければ、何も政策を決めることが出来ない。 今後は分離独立派のERCとナショナリストのPSCがどう折り合いをつけるかが鍵となる。

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