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スペイン社会研究センターのアンケートで見えてきたスペイン人像

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スペイン社会研究センター(Centro de Investigaciones Sociologicas)が2015年3月2日から10日の期間に、240の自治体と50の州で18歳以上のスペイン人2,476人を対象にしたアンケート結果が出ました。


1.現在のスペインの経済についてどう思いますか?

(とても良い:良い:普通:悪い:とても悪い から選んでください。)

p1


表のように、「悪い」が42%、「とても悪い」が32.1%で、両方合わせて74.1%とという高い水準。 反対に、経済が「よい」、「とても良い」と答えたのはたったの2.5%




2.一年前と比べて、スペインの経済はどう感じますか?

(よくなった:同じ:悪くなった から選んでください。)

p2

約半分が「同じ」と、回答。 「悪くなった」は、「よくなった」を上回り、27.8%




3.この先一年で、スペインの経済はどうなると思いますか?

(よくなる:同じ:悪くなる から選んでください)

p3


「変わらない」が43.5%と多いものの、上の質問結果と打って変わり、「よくなる」が、「悪くなる」を抜き29.4%に。 失業率の低下や、PMIの16か月連続上昇などで、楽観的な見方が広まっているようです。




4.現在のスペインの政治状況に関してどう思いますか。

(とても良い:良い:普通:悪い:とても悪い から選んでください)

p4

「悪い」33.3%、「とても悪い」43.8%が圧倒的で77.1%。




5.一年前と比べてスペインの政治状況はどう感じますか。

(よくなった:変わらない:悪くなった から選んでください)

p5

大半が「変わらない」と回答、「悪くなった」も33.5%と高い。




6.この先一年間で、スペインの政治はどうなると思いますか

(良くなる:変わらない:悪くなる から選んでください)

p6

経済の楽観的な見方に引きずられてか、政治も20%が「良くなる」と回答。 ただ、19.3%の「分からない」(N.S.)は他の質問よりも高い数値と分かります。




7.あなたが思う、現在のスペインに存在する主な問題第3位までお答えください。

p7

約半数の54.6%の人が第一位に選んだのは、やはり「失業率」。 第一位二位三位すべて合わせると、80.3%と非常に高い数字。 失業率の不安はまだまだ根強いです。 第二位に選ばれた問題では「汚職」23.9% 第一位二位三位すべてを合わせると50.8%です。 「失業率」と「汚職」はスペインが抱える2大問題です。





8.どの問題が、あなたに直接影響を与えていますか。第三位までお答えください。

p8

ここでもやはり「失業」がトップ。 しかし前の質問の「汚職」を振り切って「経済的な問題」が2位に。 「汚職」が影響すると感じている人は全体の14.8%で、前の質問の50.8%と比べるとかなり下がりました。 スペイン人は、「汚職」に関して「問題視」するものの、実際に影響しているのは経済的なものと考えている模様。





9.あなたの日常に関して、「だいたいの人を信用できますか」それとも「どんなに注意してもしすぎるということはない。」と思いますか。 0から10で答えてください。

(信用しない:0 - 10:信用する)

p9

平均は4.92(11段階中)ですが、スペイン人は他人を信用する傾向が強いようです。




10.あなたの日常に関して、「だいたいの人は、他の人を助ける努力をしていますか。」もしくは「自分の事を第一にみている。」と思いますか。 0から10で答えてください。

(エゴイスト:0 - 10:利他主義)

p10

平均4.41で、若干エゴイストよりでしょうか。





11.情報処理に関して、どちらの状況が良いですか。 

0:すべての情報にアクセスできるが、脆弱なセキュリティー。 10:堅牢なセキュリティーだが、アクセスできる情報は限られる。


スペイン人はセキュリティーに関心があるようです。  ただ、この記事のように、アンケートに答えるのと、実際行っていることにある程度の乖離はあるような気がします。


13.長い人生で、何があなたにとって重要ですか。

「伴侶を持つ。」「子供を持つ。」「高齢になった両親の世話」「家族の近くに住む。」「友達を持つ。」「息子・娘を自分で育てる。」「家族との関係を良好に保つ。」「家族を精神面で支える。」「家族を金銭面で支える。」 を、「とても重要。」「まぁまぁ重要。」「あまり重要ではない。」「まったく重要ではない。」で評価してください。

p15

情熱の国スペイン、「伴侶を持つ。」が「とても重要。」と回答したのが38.2%

「息子・娘を自分で育てる」が「とても重要。」と回答したのが66.1%で最重要事項となりました。 

子煩悩の国スペイン。 

また、「高齢になった両親の世話。」と「家族を精神面で支える。」が「とても重要。」と答えたのが60%以上となりました。 

子煩悩の国スペイン・家族を大切にするスペイン。です。




15.スペインにて、新しい技術が良く利用されるようになってきました。 個人的にどのサービス・技術が他より必要ですか。 「携帯電話」「パソコン」「インターネット接続」「電子メール」「ソーシャルネットワーク」「メッセンジャー(WhatsApp)等」「タブレットコンピュータ」を「とても必要」、「まぁまぁ重要」「あまり重要ではない」「必要ない」で評価してください。

p15

インターネット接続がなければSNSや、ワッツアップも使えないわけです。 回答はばらけたました。 SNSとタブレットの関心はまだまだのようです。




16.ここ半年で貴方が使用したものを教えてください。 「携帯電話」「パソコン」「電子メール」「メッセンジャー(WhatsApp)等」「ソーシャルネットワーク」「タブレット」

p16

携帯電話が92.9%でダントツです。 パソコンを6か月使用していないと回答したのが33.2%もいます。 携帯電話があればいいのでしょうか。




17.これらを使用する頻度を教えてください。「連続的に」「一日に数回」「一日に一回」「一週間に三から五回」「一週間に一,二回」「数週間に一回」「ほぼ使わない」

ワッツアップ等を使用する頻度が48.8%で「連続的に」と回答。 スペインでも中毒性の高いものと分かります。 




30.子供がいる、いないに関わらず、子供たちは次の技術を使用するにあたって、何歳が適当だと思いますか。「携帯電話」「パソコン」「インターネット利用」「ソーシャルネットワーク利用」「家庭用ゲーム機」

p30

任天堂の3DS等の影響でしょうか。 ゲーム機は6歳から使用可能という結果が出ました。 その他小学校高学年から中学生にかけて、他のロックが解除されていく感じです。 携帯電話などは中学生ですでに持ってもよいと答えたのが60%近く。 




31.では、実際に使い始めたのは何歳ですか。

p31

ほぼすべてのもので6歳から11歳の間に利用を始めています。 すなわち、多くの大人たちが、これら新しい技術に触れるのは早いと考えているということが伺えます。



CISの行ったアンケートはかなり突っ込んだところまで聞いている感じです。 日本人がスペイン人に対して持っているステレオタイプも若干是正されるかもしれません。


ソース(PDFスペイン語)

CIS


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